・・・・・鍼灸手技療法斯界通信129号(1月1日号)・・・・・
社団法人全日本鍼灸マッサージ師会

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目次
1 新年のご挨拶
2 法制局便り
3 「NTTタウンページ」はなぜ無免許者の広告規制ができないか
4 地震に負けずにがんばろう!
5 混合診療反対署名運動の続報
6 無資格対策ポスター最優秀作品受賞者決定
7 ブロック便り(中国)
8 地方便り
  (全和歌山・長野・香川・東北・秋田・東北・和歌山・宮城・兵庫)
9 再び意見募集(視覚障害委員会)
10インフォメーション
11協同組合ニュース
12編集後記
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以下本文

◎恭賀新年

作品「夢」
小仲泉齋 書(小仲二三男【こなか ふみお】前大分県師会会長)
いつでも
いくつになっても
夢見る力をエネルギーにしていきたい
いつもいい夢をみてください


1 
◎新年明けましておめでとうございます

(社)全日本鍼灸マッサージ師会
      会長 杉田 久雄(すぎた ひさお)
  昨年は、一連の台風並びに新潟中越地震により被害を受けました多くの会員に
対し衷心よりお見舞い申し上げます。一方では、全国師会長はじめ会員各位の
ご協力をいただきまして「法令順守と無資格取締りの請願運動」の気運が高まり、
昨年末までに既に24府県で採択されるという実績を得ました。昭和22年の
「あはき法」制定以来、延々と続いている無免許並びに無資格医業類似行為問題に
一定の成果を上げるチャンスと捉えております。
 国民の中には、あん摩マッサージ指圧の施術に国家資格としての免許が必要
であるとの認識を持っていない人がおります。資格制度が有りながら、国民に
知らせる義務は誰に有るのでしょうか? 全国都道府県議会が我々の請願を採択
すれば、当然のこととしてマスコミも注目することになります。そうなれば
保険取扱いに対しても、おのずから国民の関心を呼ぶことになります。
 他方では、注目されればされるほど、高い知識と技術を求められます。東洋療法
研修試験財団では、生涯研修修了証を現在の20単位から、17年度より20単位に
加えて財団が認めた学術大会に1回以上出席した者、又は25単位以上研修した者に
授与すると変更になります。
 どのような運動も必ずしも、我々に有利な事ばかりとは限りませんが、リスクを
出来得る限り避けつつも、不退転の決意をもって当たらなければ決して成果を
得られません。会員各位のご理解の上にご支援をいただきたく、宜しくお願い
申し上げまして新年のご挨拶といたします。


◎新年を迎えて

自由民主党総裁 
衆議院議員 小泉 純一郎(こいずみ じゅんいちろう)
 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 全日本鍼灸マッサージ師会の皆様方におかれては、古来より我が国の医療に
おいて重要な役割を担ってきた鍼灸マッサージの発展にご尽力いただいている
ことに厚くお礼を申し上げるとともに、国民の健康の確保に多大なる貢献をされて
きたことに心より敬意を表します。
 就任以来、私は「構造改革なくして日本の再生と発展はない」との信念の下、
公共事業など政府の財政出動に頼ることなく、個人や企業の挑戦する意欲と
地方の自主性を引き出すための改革に全力を挙げてまいりました。「民間に
できることは民間に」、「地方にできることは地方に」との改革を進めてきた今、
その芽が育っています。
 「構造改革の芽」が「大きな木」に成長するか否かは、郵政事業の民営化や
三位一体の改革を具体化するこれからが正念場であります。これまでの方針どおり
改革を断行し、自信と誇りに満ちた活力ある社会を築くとともに、国際社会の
一員として世界の平和と安定に積極的に貢献してまいります。
 本年も、引き続き構造改革を推し進め、若者と高齢者が支え合う、公平で持続
可能な社会保障制度を構築し、国民が安心して暮らすことができる社会を実現する
べく、誠心誠意職務に精励してまいる所存です。
 社会の高齢化が進展する中で、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の
果たすべき役割はますます大きくなっているところであり、皆様におかれましても、
鍼灸マッサージの伝統を守りつつ、国民の健康へのニーズに即した、国民に喜ばれる
サービスを提供していくことを期待しております。私といたしましても、微力ながら
支援に努めさせていただく決意でありますので、なお一層のご指導とご協力を心から
お願い申し上げます。
 全日本鍼灸マッサージ師会の更なるご発展と皆様方のご健勝を心から祈念いたし
まして、新年のご挨拶とさせていただきます。



◎新年おめでとうございます

厚生労働大臣
参議院議員 尾辻 秀久(おつじ ひでひさ)
 新しい年を迎え、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げますとともに、一言
ご挨拶を申し上げます。
 全日本鍼灸マッサージ師会の皆様におかれましては、鍼灸マッサージの発展に
ご尽力いただいており、また、国民の健康の確保に多大なる貢献をされてきたことに
対し、心から敬意を表するものであります。
 今日、我が国では、少子高齢化の発展、医療技術の進歩、国民意識の変化などを
背景として、より質の高い効率的な医療サービスの提供に向けた改革の推進が課題と
なっております。このため、厚生労働省においては、患者と医療関係者の信頼関係の
下に、予防から治療までのニーズに応じた医療サービスが提供される患者本位の
医療を確立するため、患者の視点の尊重、質が高く効率的な医療の提供、医療の基盤
整備の三つの視点に沿って、改革を進めているところでございます。
 鍼灸マッサージは、伝統的に永く国民の間で受け入れられ、国民の健康の確保に
大きな役割を果たしてきました。あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の
皆様におかれましては、これまで地域の中で培ってこられた信頼を基礎として、
今後とも一層の研鑚を積まれ、良質な施術を提供することにより、国民の保健衛生の
向上に寄与していかれることを期待する次第であります。私といたしましても、
国民の健康の確保をはじめ、数多くの山積みする課題に全力をあげて取り組んでいく
所存でございますので、一層のご協力をお願い申し上げます。
 終わりに、貴会のますますのご発展と皆様方のご活躍を祈念いたしまして、私の
新年の挨拶といたします。



◎新年明けましておめでとうございます

鍼灸マッサージを考える国会議員の会 会長
衆議院議員 橋本 龍太郎(はしもと りゅうたろう)
  全日本鍼灸マッサージ師会の皆様におかれましては、お元気で新春をお迎えの
事と心からお慶び申し上げます。
  初めに昨年の新潟県中越地震そして日本各地において台風等による災害、洪水に
より被災されました方々に対し、改めてお見舞いを申し上げます。また昨年は私の
政治生活40周年に際し、皆様の温かいお心遣いをいただき、誠に有難うござい
ました。41年目の本年も初心忘れる事無く「政治は弱者の為に」を信条、信念に
誠心誠意邁進してまいる所存でございますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
 中国大陸から日本へ鍼灸医学が伝えられた千数百年の歳月の中で、日本鍼灸は
絶えず新しい知識を吸収し、その時代にあった独自の技術を醸成させてまいりました。

昨年秋、私は日本の鍼灸のルーツでもある中国へ「日中友好病院設立20周年記念
式典」に出席すべく訪れました。日中両国が新しい医療のモデルとして西洋医学と
東洋医学の融合を目指し設立された日中友好病院が、今では現地の人々から無くては
ならない存在になりました。一昨年のSARS終焉に光をもたらす等の報告を受ける
度に当時の厚生大臣として非常にうれしく思っております。外交案件の多い私に
とって鍼・灸治療そしてマッサージは束の間の至福の時間です。今現在、本格的な
少子高齢化社会を迎え国民の健康維持、増進、回復に向けて益々皆様方の役割に
期待をしております。
 最後に「鍼灸マッサージを考える国会議員の会」として、皆様が熱望をされて
おります療養費扱いの拡大につきまして、使いやすい仕組みにすべく我々も微力
ながら最善の努力を尽くしていく所存でございます。皆様方におかれましても
今後ともより一層のご理解、ご支援をお願い申し上げますとともに、全日本鍼灸
マッサージ師会の益々のご発展と、ご健勝を祈念いたしまして、新年のご挨拶と
させていただきます。


◎自己抑制ある国民による品格ある国

鍼灸マッサージを考える国会議員の会 副会長
衆議院議員 伊吹 文明(いぶき ぶんめい)
 全日本鍼灸マッサージ師会の皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も
宜しくお願い申し上げます。
 昨年は、国際的にはイラクを始めとする文化・伝統の衝突ともいえる地域紛争が
あり、国内的には台風の本土襲来と新潟中越大地震等必ずしも良い年ではありません
でした。同じ人類で戦火で苦しんでいる人、同じ日本人で生活の場を失った方が、
どんな気持ちで新しい年を迎えておられるかと思うと、今年こそ良い年になるよう、
各々の場で各々の責任を果たす年でありたいものです。
 さて、現在の世界史的転換期を日本は正しい方向に舵取りしていかねばなりません。

郵政民営化、三位一体改革など当事者責任と競争原理を重視した小泉改革は、無駄を
省き、国民資源の効率的使用を狙ったもので、その時代認識は決して間違っては
いません。問題は、政治や行政のお預かりしている分野は、最小限の国民負担で効率
的に行うべきですが、その目的は企業のように「利益」ではなく、「国民の幸せ」
です。効率的であり、「利益」は挙がっても、「国民の幸せ」でない国の形は
とってはならないでしょう。
 額に汗して働くことが一番大切であって、他人の世話になるのは基本的に恥ずか
しいこと。しかし、勝ったからと言って偉いのではなく、弱い者と共生して社会を
動かしていく。これが品性であり、人間力、値打ちだと思います。
 私は、経済発展と社会繁栄の基である市場原理がいき過ぎた強者の論理に陥らぬ
よう、良き伝統と慣習を身につけた品格ある日本人の自己抑制を基本に政策を考える
日本型保守主義をゆるがぬ政治理念として、国民の幸福を第一に考える政治を目指し
たいと思う昨今です。
 我が国の医療制度を取り巻く環境は、急速な少子長寿化の進展、医療技術の進歩
など大きく変わってきました。このような環境変化のなか、永く国民の間で受け入れ
られてきた東洋医学も、患者や国民の視点に立って、将来においても安定した治療
方法としての立場を確保していくことが大切な課題だと思います。
 結びに全日本鍼灸マッサージ師会のご発展と皆様のご健勝をお祈りし、新年の
ご挨拶とします。
       谷川の 魚なお眠る 寒さかな


◎年頭のご挨拶  
鍼灸マッサージを考える国会議員の会 幹事
参議院議員 武見 敬三(たけみ けいぞう)
 全日本鍼灸マッサージ師会の皆様、新年明けましておめでとうございます。
 新たな年を、皆様お元気でお迎えになられたことと存じます。
 本年も貴会にとりまして大いなる飛躍の年になりますことを、心よりお祈り申し
上げます。
 さて昨今、年金制度改革に始まる介護・医療を含む社会保障制度全体の見直しが
進められております。社会保障制度を考えるときに、自助自立の考え方は勿論で
ありますが、困ったときには互いに助け合う相互扶助の精神が改めて重視されなけ
ればならないと私は考えます。その上で、社会保障制度全体の中での負担と給付の
在り方を考え、制度間の重複部分を合理化し、持続可能な社会保障制度の再構築を
していかなければなりません。
 この度、介護保険制度改革の議論の中で初めて予防給付が検討対象となり、介護
予防が現実の政策課題となるに至りました。この介護予防は、ただ単に要支援・
介護度1・2の方が介護度3・4等に重度化することを阻止するのみならず、介護
保険の非該当者の中でリスクファクターの多い高齢者の方を特定化した上で、臨床
的に効果の上がる方法で予防給付を提供することも実現されなければなりません。
そこでは、人間が本来持っている自然治癒力を活性化するマッサージ、鍼灸の果たす
役割は極めて大きく、医学・医療分野との連携を確保しつつこれらの予防給付の中で
一定の役割を果たすことが望まれます。
 このように、さまざまな社会保障制度改革の中において、マッサージ、鍼灸の
役割を、事後的施術という側面のみならず予防給付の側面も勘案しつつ、未来志向で
拡充していくことが大切です。
 そして地域医療の現場で奮闘される全日本鍼灸マッサージ師会の皆様方の役割は
ますます大きくなり、今まで以上にわれわれ国民の健康で心豊かな生活に資すること
となります。
 本年も全日本鍼灸マッサージ師会の会員の皆様方のご活躍を期待申し上げますと
ともに、倍旧のご支援、ご指導のほど何卒宜しくお願い申し上げます。



◎新年のご挨拶

鍼灸マッサージを考える国会議員の会 幹事
衆議院議員 自見 庄三郎(じみ しょうざぶろう)
 全日本鍼灸マッサージ師会の皆様、新年おめでとうございます。1万2千人の
会員の皆様方にとってよきお年となることをお祈り申し上げます。
 昨年7月の参院選におきましては、皆様の力強いご支援のおかげで、与党が絶対
安定多数を確保することができました。また、私は衆議院武力攻撃事態対処特別
委員会の委員長として有事関連諸法の成立に全力を注ぎ、我が国および国民の平和
と安全を守る体制の構築強化に寄与することができました。心からお礼申し上げ
ます。
 医師でもある私は初当選以来、党医療基本問題調査会、これは昨年改組され社会
保障制度調査会となりましたが、現在は顧問として医療・保険・福祉政策全般に
携わっています。
 また鍼灸マッサージを考える国会議員の会の幹事を務め、医療現場を熟知している
数少ない医系議員として、全力を挙げてお手伝いさせていただきます。平成14年、
鍼灸の取扱いにおいて、皆様の悲願であった6か月の支給期間、月10回の支給回数が
廃止されました際、私自身も同議員の会の幹事として微力ながらお手伝いできたの
ではないかと自負しているところであります。
 我が国の健康水準は世界最高のレベルに達していますが、食生活など生活慣習の
変化、居住・生活環境の変化に伴う「健康リスク」の増大が見られるところです。
 日本・中国古来の伝統的施療に近代的治療を取り入れた鍼灸マッサージ治療は、
この「健康リスク」を低減する大きな力と期待されています。全日本鍼灸マッサージ
師会の皆様方が、高齢化の進展に対し、平素より修練、創意工夫を凝らした技術と
地域の信頼を基礎として、地域住民に密着した医療を担い、「健康リスク」の低減、
ひいては住民の健康維持にいっそうの活躍をお願いするところであります。
 貴会のますますのご発展と皆様のご健勝をお祈りいたし、今年もよろしくご支援、
ご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。


◎謹んで年頭の御祝辞を申し上げます

鍼灸マッサージを考える国会議員の会 幹事
衆議院議員 塩崎 恭久(しおざき やすひさ)
 全日本鍼灸マッサージ師会の皆様方には、お健やかに新春をお迎えのことと心から
お慶び申し上げます。
 さて、日本経済の現状を見ますと、中国を中心とするアジアの高めの成長や、米国
における企業部門の力強さなどを背景として、我が国の輸出や生産は概ね順調に推移
しており、これに伴い大企業を中心に企業の収益や設備投資も拡大が続いております。

 しかし、その一方で日本経済の屋台骨を支える大多数の中小企業では、産業構造の
変革や国際化の進展等の中でなお厳しい経営を余儀なくされているほか、雇用情勢や
所得環境も予断を許しません。私どもとしましては、こうした経済の二極化現象が
日本復活の制約にならないよう、万全の対応を図っていく必要があります。さらに、
少子高齢化を迎え、社会保障制度についても税制面も含めて国民負担の観点から総合
的に見直し、抜本的な財政改革への道筋をつけることが待ったなしの課題です。
 こうした中にあり、近年、健康ブームの到来により国民の間では健康増進への意欲、

取り組みがとみに高まっております。また、来る通常国会に法案提出が予定されて
います介護保険制度改革の論議においても、新たに介護予防・リハビリの重要性が
クローズアップされております。
 皆様方におかれましては、こうした時代の要請のもと、伝統ある鍼灸マッサージの
王道を守りつつ、施術の向上にさらに創意工夫を発揮されるならば、必ずや国民の
健康の確保に大きな役割を果たされるものと確信しております。私といたしましても、

国民の視点に立って、ライフワークである社会保障の改革に向けて全力を傾注して
参る決意でございますので、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し
上げます。
 本年も貴会のますますのご発展と皆様方のご健勝を祈念申し上げます。



◎変革の中での地道な努力                                                             

自由民主党副幹事長
参議院議員 阿部 正俊(あべ まさとし)
 新年おめでとうございます。
 平成の時代になって、早くも17年、時の流れの早さを実感します。自分自身も
年を加えたためにそう感じるのかも知れませんが、それは別にしても、平成に入って
からの、経済的・社会的・政治的な変化は激しく、しかも速かったことが主因の
ように思われます。その流れはまだ終った訳ではありません。経済的には一時の
危機的状況は乗り越えたものの、産業構造・就業・雇用構造の変化など、まさに
目下途上にあるとみていいでしょう。
 社会保障も社会的諸変化に対応して、変革の途上にあります。「少子高齢化」が
言われて久しく、いわば枕詞になっているような感がありますが、その流れの外に
いる訳にはいかないことは確実で、数十年先まで見通せる「継続可能」な制度に
しなければなりません。
 財政的な視点が大見出しになることが多いのですが、そのつじつまが合わなければ
ならないことはもちろん、皆様がかかわりを持つ鍼灸マッサージは「利用者に役立つ」

ことが命であり、その評価と根強い利用しようという求めにどう応じていくのかと
いう地道な努力が大切なことだろうと存じます。
 医療保険の改革については、平成18年度法改正を目途に、17年中にさまざまな
提案、論議がなされることになろうと思います。皆様の仕事への影響もあろうかと
思います。どうか関心を持って注視していただきたいと存じます。
 同時に、大きな制度設計ばかりでなく、もっと第一線の皆様の実情に根差した
実務的な諸問題もとりあげていくことも劣らず大切だと思います。「利用者の声」に
耳を傾け、その実現に力を尽くしていく、それが皆様の仕事につながっていく。
「鍼灸マッサージを考える国会議員の会」の一員として、年頭にあたりそんな思いを
新たにします。



◎新年を迎えての言葉―東洋医学と西洋医学の統合

参議院議員 西島 英利(にしじま ひでとし)
 幸多き平成17年の新春を迎えられたこととお慶びを申し上げます。
 昨年7月の参議院議員選挙におきまして、初めての当選を果たすことができました。

これもひとえに皆様のご支援のおかげです。誠に有難うございました。
私は、患者のための医療を行うためには、医療提供者は伝統療法である東洋医学に
ついて、謙虚に理解する姿勢を持つことが重要だと考えています。西洋医学は臓器
別に専門化していますが、鍼灸マッサージは患者の病態を包括的に捉え、自然治癒
力を高めることによって個人個人に合わせて行われる全人的な医療であり、現代
医療現場において、その重要性を増しております。西洋医学は多くの命を救って
きましたが、医療というのはまだまだ分かっていないことが多く、難しいものです。
医療提供者は、西洋医学を過信することなく、力が及ばない領域がある限り、謙虚で
あるべきだと思います。東洋医学では養生と言う言葉の意味の中に、「未病を治す」
と言う意味もあります。「発病には至ってないが、すでに病的な状態にある」という
「未病」という概念は、西洋医学にはないものです。そういった部分に踏み込んで、
患者さんのためにより快適にしてあげるための医療を行うことが、今、期待されて
います。
 私は、国民のために役立つ真の医療構造改革構想を実現させるために、国民が
健康を確保できるように、高齢者医療制度の創設を強力に推進することと合わせて、
診療報酬体系や医療提供体制、その他の制度改革に取り組んでまいります。医療
制度改革を実行する中で、きちんと医療提供者に配慮が行われ、東洋医学と西洋
医学とが補い合って、統合的な医療を推し進めていくことができる体制を作る
ために、力を尽くしてまいります。
 さまざまな課題が持ち上がってくることと思いますが、全日本鍼灸マッサージ
師会の皆様の一層のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。
 最後に、全日本鍼灸マッサージ師会のご発展と皆様のご健勝を心より祈念いたし
まして、新年のご挨拶とさせていただきます。


◎新春を迎えて

副会長・渉外局長・視覚障害局長担当
根本 博行(ねもと ひろゆき)
 全鍼師会会員の皆様、新春のお慶びを申し上げます。
 本年も相変わりませず、よろしくお願いいたします。しかしながら心なしか
「おめでとう」の声も小さくなる思いです。昨年は、風水害・大地震などで日本
列島をずたずたにされ、自然災害の恐怖にさらされた一年でした。お亡くなりに
なられた方には、衷心より哀悼の心を捧げます。ケガをされたり、家を失われた
方には深くお見舞い申し上げます、と同時に一日も早く立ち直っていただきたい。
 全鍼の二本柱のひとつ保険問題は、着々と確実に進んでおりますが、もうひとつ
の無資格問題、これはなかなか手こずっております。全国の四分の一ほどの県は、
各県議会に請願書を提出し採択され、国に意見書を出していただきました。
まだまだ出揃っていないようですが、間もなく揃う運びとなるでしょう。
その中でも法改正が、我々の利益になるような事を期待することにしましょう。
平成16年度都道府県師会会長会の中で、勇気ある発言がありました。マッサージの
需要と供給の点から、養成学校の中にマッサージ科を増設してはどうかという意見が
あり、反対者は一人もなかったが、もはや遅きにあるのではないかと思われた。
これらの課題はなかなか重荷です。いずれにしても、行き着くところは個々の学と
術を研鑽され、足元を固めなければ何事も成されないということになるのでしょうか。

 今年こそはと祈りを込めて新年の挨拶といたします。


副会長・総務局長・組織局担当
北村 喜久雄(きたむら きくお)
 新年明けましておめでとうございます。昨年は、地震に、また台風による風水害と
災害に見舞われた一年でもありました。被災者はもちろん、被災地区周辺の皆々様に
対し、心よりお見舞い申し上げます。私共兵庫県では、10年前の阪神淡路大震災時
に全国よりの温かいご支援に手を合わせたものでした。
 中央組織はいろいろな意味で血の通った運営が必要なことは言うまでもありません
が、末端会員の声無き声に耳を傾けたり、大所高所での適切な舵取りができてこそ
組織強化がなし得ると信じ、その一助になればと杉田体制の一員として末席を汚して
まいりました。私は元来、無器用な質で、これといって取柄のある方ではありません
が、気概だけは人一倍ある方だと自負しております。どうか本年もよろしくご指導・
ご鞭撻こい願いまして新年のご挨拶とします。


副会長・広報局長・法制局担当
山本 登(やまもと のぼる)
 全国の皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたし
ます。
 昨年は無資格者対策のカンパ・寄付金にご協力いただき誠にありがとうござい
ました。斯界通信でも、あはき推進協議会や類似行為対策委員会など、法制局関連の
活動や、地方からの様子を優先してお伝えしてきました。新年早々恐縮ですが、我が
新潟県内の郡市師会の年表を見る機会があり、その中に、高田鍼灸マッサージ師会
(合併して上越師会)昭和26年4月、「無免許業者を高田警察署に告発、田木会長
検察側証人として高田簡易裁判所へ出廷、同年6月控訴棄却、罰金2000円確定」
とありました。更に29年7月には役員会で「無免許灸業者の件を協議」など、無免許
業者の対応に苦慮していた様子が随所に伺えます。
 無資格無免許業者の問題は、法律が施行されて以来、長期にわたって解決されない
難問として今日まで続いています。今こそ我々は一丸となり、改めて世論を巻込み、
警察を動かし、各議会に訴えて、無資格者を生まない法律の改正を求めていかな
ければなりません。今年もまた類似行為対策特別委員会や法制局の活動などにご協力
くださるようお願い申し上げます。今年こそはと期待を込めて、新年のご挨拶と
いたします。


副会長・財務局長青年・女性局担当 
武田  通典(たけだ みちのり)
 謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 昨年は数多くの台風の到来、水害、地震と災害に見舞われた厳しい一年でした。
被災された先生方に対し、この場をお借りしてお見舞い申し上げます。
 また、昨年の「第3回全鍼師会大会in道後」には全国から予想を上回る参加をいた
だき、皆様の熱意に感謝とお礼を申し上げます。
 さて、杉田全鍼丸が発足し2期4年が経過しようとしていますが、関係団体との
協調路線、渉外対策、保険、無資格者対策等々、特に協同組合並びに財政基盤の建て
直しは順調に推移しております。然しながら「準会員制」を導入した組織の拡大強化
対策はまだ陽の目をみておりません。業界における組織率のアップは必須であり、
変化の激しい状況下において自らが資質向上に努力しあうとともに、確固たる社会的
位置づけをはかっていかねばなりません。法改正の実現をはじめ全鍼師会は一層一丸
となり攻めの姿勢で業界活動に取り組むべきと考えます。
 まだまだ景気低迷、難問山積みの中、先生方にとり2005年が良き年であります
よう祈念申し上げます。


副会長・学術局長
中川 几一郎(なかがわ きいちろう)
 2005年の輝かしい新春をご健勝でお迎えになられお慶び申し上げます。
 昨年は稀にみる天災の多発した年であり、不幸にして台風・地震等に遭われた業友
の方々には心からお見舞い申し上げます。
 さて、我が国の医療制度も混合診療を巡って大きく揺れており、また斯業も無資格
問題で厳しい対応に追われた一年でありました。昨年の都道府県師会会長会では
無資格問題に連動して、マッサージ師の不足によりもたらされる業界の危機感を反映
して今までは聖域視されていた19条もその是非が真剣に討議されました。斯業も
変革を迫られているのです。そのような趨勢にあって三療が国民医療として高い評価
を得るための議論も当然必要となります。杉田会長も保険の次は学術であると強調
されておられます。保険に関しては昨年度保医発1001002号の発出により見る
べき成果を挙げ得ることができましたので、次は学術による資質向上を目指す方策の
高まりを期待しております。今や社会現象として顕著な健康志向は、鍼灸はもちろん、

特にマッサージを始めとする手技による癒しの分野にニーズがあり、本来我々が担う
べき領域であるにもかかわらず、他の無資格業者に蹂躪されている現状を看過しては
ならない。本会もニーズを的確に把握し、その上で理論と手技の研究、加えて多角的な

視点にたった経営面にも意を注ぐべきである。本年も学術局活動にご協力をお願い
申し上げます。



◎法制局便り
あはき推進協議会報告
写真:会議風景
 12月9日全鍼師会会館会議室において7団体14名が出席して、あはき推進
協議会が開催された。本会から杉田会長・山本副会長・川村法制局長が出席。
 杉田会長は挨拶で「11月4日参議院厚生労働委員会の中であん摩マッサージ
指圧、はり、きゅうについての質問がされ、また、11月25日にも追加質問が
行われた。同日参議院法務委員会でもあはきについての質問が行われた。
今は無資格問題について行動する好機と思っている。今年度だけでなく、ある程度
の結果が実るまで集中してやっていきたい。通知・通達が出されてもその後の結果
が大切であり、関心を持って対応していきたい」と述べた。

報告及び議事
1) 各府県の請願採択状況の確認。
2) 介護予防市町村モデル事業における筋力向上の指導者の職種に、「あん摩
マッサージ指圧師」が明記されるための要望書を厚生労働省に提出することと
なり、文案が賛同された。
3) 参議院厚生労働委員会の政府答弁について、7団体代表が有力議員に陳情を
おこなう。
4) 委員全員で構成するメーリングリストを開設する。
(報告:川村雅章)



◎「NTTタウンページ」はなぜ無免許者の広告規制ができないか

 タウンページの各種療法の項目には医師、歯科医師でさえも広告を許されていない
「病名・症状等」が堂々と掲載されている。
 国民に信頼されるNTTの広告に掲載されていることから、あたかも資格を持って
治療行為が許された施術者が行う治療院と誤解して、時として取り返しのつかない
事態を招いている。無資格者の誇大広告の横行に対して何らかの対策が必要だと訴え
続けてきた経緯がある。

○松村龍二(まつむら りゅうじ)議員による初の委員会質疑
写真:松村議員
 本会の法制局・類似行為対策特別委員会では、10月14日に杉田会長、事務長
と共に参議院議員会館に松村龍二議員(自民党)を尋ね、上記の問題について強く
訴えた。松村議員は福井県選出議員で牧野県師会長とも親交が厚く、法律家の立場
からご検討願うことになった。その結果11月25日午前10時から国会の参議院
法務委員会で質問に立たれたのである。これより先、11月4日の参議院厚生労働
委員会において民主党の足立信也(あだち しんや)議員が、あはき法・無資格者など

について質問されているが、本会の要請に応える形での委員会質問はおそらく初めて
であろう。当日は杉田会長、川村法制局長、牧野、東山両類似行為対策特別委員と
事務長が傍聴した。
 松村龍二議員はNTTタウンページ広告をパネルで提示して、「医療従事者に対し
法律で定められた広告制限があり、あはき師、柔道整復師も同様の広告制限がある。
一方国家資格を持たない医業類似行為者の誇大広告が罷り通り、NTTタウン
ページに書きたい放題広告している。信用される媒体であるNTTの姿勢を厚生
労働省はどのように認識しているか」と質問した。
 森岡正宏(もりおか まさひろ)厚生労働大臣政務官は、「ご指摘の通り、医師法・

あはき法・柔整師法で一定の事項に限り広告できる制限が定められている。医業類似
行為者のおこなう誇大広告、治療、医学的有効性を謳った広告は禁止、医療法の対象
となり規制の対象となる。有効性、良くならない方へ等ではグレーゾーンが多い、
不適切な事例は個々に指導し、NTTに対しては適正に指導していく」と答えた。
 また本会が松村議員に要請していた無資格養成施設の問題も取り上げ、「無資格
養成学校が厚生労働大臣認可何々等を表記している広告について資格が与えられると
誤認するおそれがある。どのようにお考えか」と質問した。森岡政務官は、
「あはき師、柔整師以外の養成校を認定することは無い。誤認させる広告は適当では
ないので個別事例に応じて、厳正に対処していく」と答弁した。

○NTT番号情報(株)と広告掲載について協議
 更に12月1日、牧野類似行為対策特別委員会委員(福井県師会長)と事務長は、
牧野委員宅において、NTT番号情報・法務考査部・掲載基準センター所長大野
操(おおの みさお)、同社北陸支店担当課長山崎  覚(やまざき さとる)、並びに
NTT北陸電話帳・販売サービス担当部長木下順三(きのした じゅんぞう)の3氏と

面会し、協議した。(いずれもこの部門では本社の責任者である)
 松村龍二議員の質問に対するNTT側の姿勢を問うことになったが、厚生労働省
からの指導がされれば、これに従がうが、行政指導は難しいだろうと予想している
ようだ。更にNTT側は、「カイロ・整体の掲載基準を変えるつもりは無い」とし、
いろいろな団体から要望や突き上げ等があると語っていた。通知・判例の解釈を
誤解している点を指摘したが、当方との主張は平行線を辿っている。我々も国民の
為に襟を正し、無資格者の広告について要望していかなければならない。
(報告:法制局・類似行為対策特別委員会)



◎地震に負けずがんばろう!  新潟からの報告

○地震発生
 昨年の10月23日午後5時56分から同6時34分の間に、新潟県中越地方で
震度7から6強の地震が3回あった。震源は地下10キロメートルと比較的浅く、
突き上げるような直下型地震で中越地方の都市機能は完全にマヒした。大きな余震が
続く中で一時は102000人以上が避難し、死者40人、負傷者2900人、住宅
全壊2700棟と未曽有の大震災となった。新潟県師会の会員は中越地方に約60名
ほどいる。県師会の役員はまず安否の確認に全力を上げた。電話が繋がらず、郡市の
師会長自身も被災者であり、その夜は数名の安否が確認されただけであった。テレビ
やラジオによって刻々と被害の状況が伝えられ、想像を越えた大きな被害が発生して
いることを知る。結局のところ安否の確認は数日間かかったが、全員がケガもなく
無事でいることが確認できた。家が全壊して親戚など他に身を寄せる者、避難所へ
いく者、車の中や家の外で夜を明かす者。余震が続く中、特に全盲者にとっては
大変な恐怖感を余儀なくされたようである。会員の被害状況が把握できたのは地震
発生から3週間後、38名が被害を受けていることが確認された。

○全国から支援・ボランティア活動
 県師会では、新潟、長岡、上越のそれぞれの師会が日赤奉仕団であったことから、
日赤側の要請もあり、一早く準備を進め長岡市内の避難所を中心に、マッサージなど
のボランティア活動を開始、仮設住宅が完成し避難所が縮小されるまで活動を継続
した。
 この間日本鍼灸マッサージ協同組合から、消毒用具やタオル、シーツなど必要
物資を大量に提供いただいた。また、全国から多くの業友が被災地に駆けつけ、
ボランティア活動にご協力いただき、多くの方々が泊まり込み、恐怖に脅える高齢者
に付き添われたりした。特にマッサージなどのボランティア活動は、高齢者の心の
ケアに役立っていることがマスコミ等で伝えられた。その一方で無資格者も入り
込み、ところによっては高齢者を痛めつけることとなり、ここでも我々は無資格者の
悪影響をうける結果となった。
 地震発生直後から各師会長始め全国の会員よりお見舞いの電話、メール、
レタックスなどたくさんお寄せいただいた。また、全鍼師会を始めブロックや師会
から、過分なお見舞金や義援金をお送りいただき、この場をお借りして厚くお礼を
申し上げます。

○復興へ
 昨年は7月13日に発生した集中豪雨と合せて二つの災害で、全国の皆様から
ご支援をいただくことになってしまった。被災地でも次第に落ち着きを取り戻し、
復興に向かって歩み始めている。これから我々は越後人の底力を発揮して復興に
努め、全国からいただいたご支援に応えていかなければならない。
「地震に負けずがんばろう!」これは新潟県民の復興に向けたスローガンである。
写真:新聞報道・ボランティアの様子
(新潟県師会  山本  登)



◎混合診療反対署名運動の続報
 国民医療推進協議会が混合診療に反対し「誰もが安心して良い医療を受けられる
ことに関する請願」について、全国で署名運動をおこない、約600万人の署名を
得て、11月25・26の両日、衆参両議院議長宛に「請願」として提出した。
600万人の署名のうち、本会が所属する国民医療推進協議会参加団体の36団体
では約187万人分の署名が集まり、そのうち、本会は約68000人分の署名
であった。36団体中、日本柔道整復師会、日本歯科医師会、日本看護協会、日本
薬剤師会、日本栄養士会に続く6位であった。(11月24日現在)
 11月30日には国会内で河野洋平(こうの ようへい)衆議院議長と扇千景
(おうぎ ちかげ)参議院議長へ谷厚生労働委員長立会いのもと、直接要望した。
両議院厚生労働委員会では請願の審査をおこない、「採択すべきのにして内閣に
送付するを要するもの」と、全会一致で可決し、本会議で採択され、内閣送付と
なった。



◎無資格対策ポスター最優秀作品受賞者決定
 去る斯界通信125号でご案内した「無資格対策ポスターデザイン募集」の応募者
の中から、厳正な審査のうえ、下記の方が受賞いたしました。
 なお、最優秀作品賞の方には12月9日全鍼師会会館において、会長から賞金・
記念品の贈呈が行われました。受賞された吉田さんは「スタッフ、患者さん、周囲の
皆で力を合わせた作品だったので、受賞できて嬉しい」と笑顔で語っていた。
 ご協力ありがとうございました。
 最優秀作品 東京都 吉田 優子(よしだ ゆうこ) 様
 優秀作品  鳥取県 福井 直人(ふくい なおと) 様
写真:受賞の吉田さんと杉田会長、山本副会長、川村局長と完成したポスター

※今号の斯界通信に完成した無資格対策ポスターを同封いたしましたので、施術所等
に掲示し、ご活用ください。
(メール版の方は別送)



◎ブロック便り
中国
 10月31日より11月1日にかけ中国ブロック会議(拜原安彦【はいばら
やすひこ】理事)が広島県師会(藤堂道江【とうどう みちえ】師会長)によって、県立
生涯学習センター、市心身障害者センター、広島ガーデンパレスの3会場を舞台に、
延べ百数十名が参加し盛大に開催された。
 開会にあたり、県議会議員林正夫(はやし まさお)先生より「免許を持って努力
している皆さんを応援していきたい」と力強く語られ勇気づけられた。
 会議では各県提出の議案が慎重かつ熱心に審議され、「タイ式マッサージの導入に
は断固反対する」議案が満場一致で採択された。これを中央に提示し、全国展開で
強力に運動していく方針である。続いて杉田全鍼師会会長による基調講演「中央
情勢について」では、各県議会で「あはき法順守」の請願決議の件や保険取扱い・
FTA交渉等、身近な問題をわかりやすく話していただいた。別室では青年女性
部長による会議も開かれた。
 翌日は学術研修会を市心身障害者センターにおいて行われ、明治鍼灸大学矢野忠
(やの ただし)教授による特別講演「鍼灸手技療法は代替医療としてどう役立って
いるか」では、自信を持って業にあたり、常に科学的根拠(エビデンス)を意識し、
診断・治療・評価を心がける必要があるとわかりやすく教えていただいた。
(報告:藤堂道江)



◎地方便り
全和歌山
写真:講座風景
 10月11日全和歌山県師会(宇須章生【うず ふみお】師会長)主催の県民市民
向け開放講座「第1回東洋医学フォーラム」が80余名の参加者を迎え盛大に開催
された。
「東洋医学の素晴らしさと健康な体を手に入れていただくために…」をテーマに、
関西鍼灸大学王財源(おう ざいげん)講師「誰にもわかる中国医学の健康観」、
パネルディスカッション「鍼灸マッサージの効果と適応症について」がおこなわれ、
活発な質問が交わされた。同時に鍼灸マッサージ無料体験コーナーが設けられ、
多くの方が体験し大満足した様子だった。今後も企画を充実し、継続していきたい。
(報告:金崎義明・かなさき よしあき)

長野
 長野県師会(井原康彰【いはら やすあき】師会長)では10月31日乗鞍高原
ロッヂグリーンウッドにおいて温泉観光部研修会を開催。山田真以知(やまだ
しんいち)全鍼師会観光地部長による「全国観光地における現状」と題した講演、
質疑応答・意見交換がおこなわれた。何処の観光地でも無資格者参入、高齢化、
技術力低下等があり、我々が需要やニーズに応えきれていないとし、無資格者の上を
いく技術・工夫等を出し合い、実行していくことが必要だという意見が大勢を占めた。

(報告:城田政夫・しろた まさお)

香川
 10月31日、香川県師会(藤澤哲夫【ふじさわ てつお】師会長)では福海 實
(ふっかい みのる)富山県師会長(北陸ブロック理事)を招いて高松テルサで学術
研修会をおこなった。「富山県における保険取扱い・膝関節症治療」をテーマに、
学生を含む22名が参加し、保険取扱い、膝関節症治療の講義・実技がおこなわれ、
有意義な研修会となった。(報告:宮武功哲・みやたけ のりあき)

東北
写真:福田女性局長による講演の様子
 10月30・31の両日にわたり、仙台市かんぽヘルスプラザ仙台にて第7回東北
青年女性交流会が開催され、30余名が出席。金 多鶴(こん たずる)先生の「応対

マナー」、福田千鶴香(ふくだ ちずか)全鍼師会女性局長の「介護予防と鍼灸
マッサージ」、平栗辰也(ひらぐり たつや)福島県師会保険部長による「介護保険に

ついて」の講演がおこなわれた。北海道師会の方も出席され、ブロックの連絡も
密になったと感じられた。(報告:馬場雅弘・ばば まさひろ)

秋田
 11月21日「フォーラムアキタ」を会場に、秋田県師会(小松田泰【こまつだ
やすし】師会長)では、県視覚障害者協会協賛による学術研修会を開催した。
神奈川県師会小川眞悟(おがわ しんご)介護予防研究委員会委員長を講師に招き、
「介護保険制度と介護予防・現場で応用できる新しい評価法について」講演と実技が
おこなわれた。「介護予防事業」・「新予防給付」に関する情報や参入のノウハウ、
ICFをもとにした新評価法等、分かりやすく説明していただいた。 
(報告:小松田泰)

東北
写真:集合写真
 11月20・21日、仙台市「ホテル白萩」及び「県立点字図書館研修室」にて、
東鍼連保険部長会議&保険取扱い推進研修会を開催。
 吉井保(よしい たもつ)全鍼師会保険局長を招き、10月1日保医発
1001002号通知をもとに、その経緯と解説を受け、とりわけ「同意書」と
「往療料」をめぐり、熱い討議が展開された。
 政府・厚労省の医療費削減政策が続く中、ますます厳しくなることが予想され、
なおさら現行法で最大限やれることをやっていこうと確認しあった。   
(報告:佐藤 一・さとう はじめ)


和歌山
写真:挨拶する堀師会長
 和歌山県師会(堀 昌弘【ほり まさひろ】師会長)では、11月28日和歌山
県と共催で「健保並びに学術研修会」を和歌山市勤労福祉会館にて開催し、81名
が参加した。
 県福祉保険部脇田文広(わきた ふみひろ)医務課長による「衛生行政について」、

続いて下平文彦(しもひら ふみひこ)県師会保険部長が健保取扱い最新情報を報告。

午後、関西鍼灸大学鈴木俊明(すずき としあき)助教授による「鍼灸マッサージ師に

おける理学療法の必要な理論と技術」、県医師会山口節生(やまぐち せつお)理事に

よる「医療保険制度をとりまく現状について」を講演。明日からの臨床にすぐに
役立つ知識と技術を伝授していただいた。(報告:畠中常男・はたけなか つねお)


宮城
写真:杉田会長による特別講演の様子
 宮城県師会(渡邊一男【わたなべ かずお】師会長)は12月5日、社団法人認可
30周年(創立65周年)記念式典並びに祝賀会を仙台サンプラザにて開催した。
 式典は知事(代理)や顧問国会議員、県会議員、杉田全鍼師会会長をはじめ、
多くの来賓がご臨席の下70余名の参加で挙行、全鍼会長表彰、県師会長表彰、
感謝状が42名に渡された。式典のあと、相沢県議会議員による「鍼灸マッサージに
期待すること」、杉田会長の「法改正に向けた今後の展望」の2題の特別講演が
おこなわれた。祝賀会はこの1年の一般受賞者も含めて開催、サックスの演奏で
雰囲気を盛り上げ、スピーチ、カラオケで賑々しくおこなわれ、盛会裡に終了した。
(報告:山田幹夫。やまだ みきお)


兵庫
 台風23号による被害に際し、全鍼師会の皆様より心のこもったお見舞いを
いただき、兵庫県師会(北村喜久雄・きたむら きくお師会長)の被災者を代表
してお礼申し上げます。県内のいたるところが被害を受け、特に豊岡市やその
近隣の町、淡路島の市や町が甚大な被害を受けました。台風や地震の被害を受けた
者や地域は、以前の生活を取り戻すのに大変な努力が必要ですが、これにくじける
ことなく地域社会に貢献し、必要とされる鍼灸マッサージ師になることで、お見舞い
をいただいた皆様に対するお礼といたします。(報告:小谷仁志・こたに ひとし)



◎再び意見募集    視覚障害委員会
 
いつもご支援ご協力ありがとうございます。
 以前、視覚障害を有する会員の皆様にご意見を募集いたしました(115号既報)
が、多くのご意見をいただくことができませんでしたので、再び意見募集させていた
だくことといたしました。
 視覚障害を有する会員の皆様が、本会にかかわる活動をおこなうとき、また日常の
業務にかかわる事柄で、よりよいコンディションを目指していくためのご意見を
お願いいたします。
 点字、墨字、音声など、どんな形でも結構です。ただしメールをご利用の方は
200字程度でお願いいたします。また電話での受付は対応できませんことをご容赦
ください。
 ご意見は直接下記の委員までお願いいたします。多くのご意見をお待ちしており
ます。
                            
 委員長  小澤 繁之(おざわ しげゆき)
〒233−0006  神奈川県横浜市港南区芹が谷3−27−22
 TEL 045−823−0394   FAX 045−821−7415
Eメール ozawasig@basil.ocn.ne.jp

 委員  加藤 力治(かとう りきじ)
〒041−0841  北海道函館市日吉町3−39−13

※諸持利通委員(千葉)は昨年末急逝されました。慎んでお悔やみ申し上げます。


10
◎インフォメーション
○メーリングリスト参加方法
 全鍼師会会員向けに全鍼情報MM(メールマガジン)と全鍼交流ML(メーリング
リスト)をおこなっています。
 参加希望の会員の方は、全鍼師会事務局まで「参加希望メーリングリスト名・
師会名・氏名・連絡先・アドレス」を明記してメールをお送りください。会員確認後、

メンバー登録いたします。なお、全鍼交流MLはテキスト形式で参加し、添付ファイル

禁止となっていますので、注意して投稿してください。
○ホームページ会員ページについて
 全鍼師会HPの会員ページにアクセスするためのID・パスワードに関しても
同様に、事務局宛にメールをお願いいたします。
会員確認後、返信いたします。
事務局 zensin@zensin.or.jp


11
◎協同組合ニュース
 今年も協同組合では、会員の皆様によりよい商品をご提供するために努力して
まいります。ご愛顧の程よろしくお願い申しあげます。

 今号の斯界通信に大高酵素鰍フ植物エキス醗酵飲料「スーパーオータカ」と
潟Kロアマネージメント「鍼灸院向けトータル会計ソフト」の申込用紙付きご案内を
同封いたしましたので、是非この機会にご利用ください。
お問合せは 
協同組合購買担当03−3358−6363

※メール版の方は別送いたします。


12
◎編集後記

  新年明けましておめでとうございます。本年も斯界通信をご愛読くださるよう
お願い申し上げます。
 新春にふさわしくトップページは今年も書道家としてもご活躍の小仲二三男先生
(大分県師会)よりお寄せいただいた作品です。新年名刺交換には大変多くの皆様に
ご参加いただき、誠にありがとうございました。同封いたしました無資格者対策の
ポスターも、人目に付く場所へ掲示願います。無資格者対策を始めとする諸問題に
対して、今年こそ突破口が開けますよう皆様のご協力をお願い申し上げます。
(広報局長  山本  登)

以上本文
VOL.2(名刺交換会)ファイルあり

以下署名
****************************

(社)全日本鍼灸マッサージ師会

東京都新宿区四谷3−12−17
電話03-3359-6049
FAX03-3359-2023
zensin@zensin.or.jp
****************************